自由な旅人

前回（1/14）の説教要旨

（ぺトロの手紙一　2：1～10）

今日の所に、「生まれたばかりの乳飲み子のように、混じりけのない霊の乳を慕い求めなさい。」とあります。赤ちゃんがミルクを欲しがるようなことをしなさい！ということが書かれています。「霊の乳」というのは、神さまがくださるミルクのことです。「み言葉」です。救われるために、それを慕い求めなさいと言われています。

正月早々、大きな出来事がありました。能登半島地震です。災害が起こるたびに色々なことを思わされます。その一つに、私たちが、いつもの暮らしをするためには、本当に色々なものが必要だということがあります。水に食料、衣類、医療品、トイレ、お風呂等が必要です。しかし、それらがそろったとしても、なお必要なものがあります。

それは、生活必需品を含めて、私たちの暮らし全てに関係がある方が居られることに気づくということです。人を生まれさせ、生かしておられる方が居られます。それに気づいて、その方に向き合うようになること。それが「救われる」ということです。その意味で、救われた生活ができるように、み言葉を慕い求めなさい！ということが言われています。