祈り
主なる神さま
教会の歴史は祈りの歴史です。
地域に立てられた教会として、その
課題を担い、歩んできました。
具体的な闘いがあります。そこに
祈りがあります。
どんなに小さな群れでも、世界の
教会と連なり、公同の教会の一つ
として、祈りの輪をつむいできま
した。
教会の歴史は交わりの歴史です。
教会に集う一人一人が賜物を持ち寄り、教会を形作ってきました。
どの一人が欠けても、今の教会の形はありませんでした。
一人一人が教会の礎です。
子どもや青年があふれる時がありました。
にぎやかで、和やかな集いを喜んできました。
激しい嵐の時がありました。内に外に問われる中で真実を求めました。
教会の歴史は未来を切り開く希望と共にあります。
主に信頼して、明日への一歩を踏み出させてください。
どのような時にも先立ち歩まれる主を仰ぎつつ、祈ります。
「信徒の友」2024年1月号より