先週(11/12)の説教要旨
(ルカ福音書 24:13~35)
主イエスが甦られたその日、二人の弟子が、エルサレムからエマオに向かっていました。二人はとても沈んだ気持ちで歩いていました。その二人に、甦られた主イエスが近づいて一緒に歩き始められ、会話が始まりました。そのうちに、沈んでいた心が次第に元気になってゆきました。
食事をしながら、会話が続きました。その席で、二人は、主イエスが甦っておられることに気付かされました。二人は、11弟子がいるエルサレムに向かいました。暗い夜道を嬉しさ一杯の心で急いだことでしょう。その心は、主の死を知って、エルサレムからエマオに向かった時とはまるで違いました。
私たちは、神さまが為さることがよく見えないために、喜ぶべきことが起こっていても気づけなくて、失望してしまうことがあります。しかし、主イエスは、そういう私たちとどこまでも共に歩んでくださいます。そして、神さまが私たちのために、私たちの理解をはるかに超えたことをしてくださったことに気づかせて下さいます。