(7/16)の説教要旨
(ルカ22:1~13)
何年か前に、み言葉付きのしおりを作って、皆さんに買っていただいたことがあります。その時選んだみ言葉の中に、「わたしの思いは、あなたたちの思いと異なり、わたしの道は、あなたたちの道と異なると主は言われる。」(イザヤ55:8)がありました。人が考えることと、神さまがお考えになることは、本当に違うということです。
その事は、主イエスの死をめぐって特に思わされます。祭司長たちは、主イエスを殺そうと謀っていましたが、その時期は過ぎ越しの祭りが終わってからでした。しかし、結果は、祭りの最中でした。それは、そうなることが神さまの御心だったからです。人の思いではなく、神様の御心こそが成っていくことを思わされます。
そのことは、今もこれからも、変わることがありません。与えられるこの週が、どういう日々になるか、私たちには分かりませんが、私たち人間が、どんなに罪深いことをしたとしても、それでもその只中を貫くようにして、神さまの御心とご計画が成ってゆきます。罪深い私たちを赦して生かそうとする御心とご計画が実現してゆきます。それは本当に確かなことです。