(7/2)の説教要旨
(ルカ21:20~28)
世の終わりというと、私たちは、滅びの時を思い浮かべやすいのではないでしょうか。しかし主は言われました。…「世界が滅びに向かってどんどん進んでいるように思える時、あなた方には、滅びではなく、むしろ救いが、近づいていると信じなさい。そして、身を起こして顔をあげて生きて行きなさい。」と。
神さまは、私たちがお先真っ暗と感じるような出来事も用いながら、救いのわざを実現していかれます。暗い出来事は、私たちが自分中心という罪を抱えているので避けられません。けれども、そうした出来事も用いて、神さまは救いのわざを実現していかれるという話を主はして下さいました。
思えば、主イエスの生涯に、そのようなことが起こりました。闇の力が主を葬ったように思える事が起こりました。しかし、主は蘇られました。神さまがおられるのでなければ起こらない事が起こりました。神さまの力となさり方を思いながら、主イエスの生涯に起こったことに希望を置いて、顔をあげて生きて行きましょう。