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ふつつかな僕として

2/12 説教要旨

(ルカ17:1~10

主イエスは、私たちに、僕として生きることをお求めになりました。それは、自分には主人がいることを心得て生きて行きなさいということでした。主イエスは、ご自分が父なる神さまの僕として、喜んで生きておられたので、同じ生き方を私たちにもお求めになりました。

 主イエスは、私たちも、良い主人である父なる神さまのもとで生きていることを、生涯をかけて知らせて下さいました。父なる神さまは、私たちのような者を、ご自分の実の子の様に見て下さっています。それは、ご自分の御子の命を私たち一人一人の為に、実際犠牲にされたことによく現れています。

私たちは、人に対しても神さまに対しても、至らない所が色々ある者です。人を躓かせかねないふつつかな者です。しかし、神さまは、そういう私たちを、ご自分の目の届くところに置いて、僕とはいえ実の子の様に見守ろうとして下さいます。私たちの日常は、そういう慈愛にあふれた主人の見守りの中で、日々展開されています。