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狭い戸口から入る

 

ルカ13:22~30

主要聖句

すると、「主よ、救われる者は少ないのでしょうか」と言う人がいた。イエスは一同に言われた。「狭い戸口から入るように努めなさい。言っておくが、入ろうとしても入れない人が多いのだ。ルカ13:23-24

 

介護の生活をしながら、つくづく思わされたことがあります。それは、人間は生きるためには、食べなければならないわけですが、その際の入り口は、たった一つで、口からだけだということです。それが難しくなると、私たちは生きておれなくなります。

丁度そのように、私たちが生きる道、神さまにつながって、元々の姿を取り戻しながら生きていける道は、たった一つです。主イエスが入り口になっている道だけです。罪が赦されている恵みを何よりの支えにするという道だけです。

それは、生まれながらのままの私たちの人生観、価値観からすると、まことに狭い入り口です。しかし、その狭い入り口を入るなら、慈愛にあふれた神さまのご支配の中に置かれている自分を見出して、様々な事で、心が揺さぶられることが起こったとしても、乗り越えていける者に、そして、生きていることをただ感謝することが出来る者へと変えられてゆきます。