· 

こうして神の国は広がる

ルカ13:10~21

主要聖句

 そこで、イエスは言われた。「神の国は何に似ているか。何にたとえようか。それは、からし種に似ている。人がこれを取って庭に蒔くと、成長して木になり、その枝には空の鳥が巣を作る。ルカ13:18-19


ある安息日、主イエスが会堂で

語られ、一人の女の病を癒されま

した。女は喜び神さまを讃美しま

した。女にとって、安息日は文字

通り安息を得る日となりました。

しかし、会堂長は、安息日のきま

りが破られたことが我慢ならなく

て腹を立てました。

ユダヤ社会で影響力のある会堂

長が主がなさったことに反対した

ことで、主がなさろうとしておら

れた事、神の国を広める業は、中

断させられるように見ました。し

かし、人々は、「こぞって、イエ

スがなさった素晴らしい行いを見

て喜んだ」とあります。主の業に

、神さまのご支配の御手が働いて

いたからです。

神さまは、主イエスを用いてご

支配を広げていかれます。それだ

けでなく、人々を用いて、私たち

のようなものをも用いて、それも

大人も子供も用いて、ご支配を広

げていかれます。それで、主は最

後に、からし種の話をされました

。また、パン種が粉を膨らませる

話をされました。神さまのご支配

は、私たちの理解を遥かに超えた

仕方で広がっていくからです。