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主のとりなしで

ルカ13:1~9

主要聖句

園丁は答えた。『御主人様、今年もこのままにしておいてください。木の周りを掘って、肥やしをやってみます。そうすれば、来年は実がなるかもしれません。もしそれでもだめなら、切り倒してください(ルカ13:8-9)

主イエスは、「悔い改めなさい」という言葉を繰り返されました。その意味を教えるために、たとえ話をされました。植えて3年経っても実を付けなかったいちじくの木の話です。畑の持ち主は切ってしまえと言いました。しかし、畑を管理していた園丁はもう一年待ってくださいと言いました。

園丁はいちじくの木を守ろうとしています。一年後に実がなっていなくても木が切られることに反対するように思えます。そういう園丁に主イエスを見ます。切られても仕方がない木のように、なかなか実を実らせない私たちです。しかし、そうだからこそ、主イエスは私たちを守ろうとして言われました。「悔い改めなさい!」

私たちは、神さまにしっかり向き合うという実りある暮らしがなかなかできません。そのことを、悔い改めることもきちんとはできない者ですが、何とか日々暮らすことしができています。主イエスが、父なる神さまに対して、執り成してくださっているからです。それに気づいて、悔い改めることから、日々を過ごし始めることが出来る者でありたいと願います。